無臭の状態に近づける

車内の臭いは、できるだけ無臭に近づけておくことが重要です。
タバコやペットの臭いだけでなく、飲食物の臭いにも注意を払いましょう。
特にタバコの臭いは、染みつきやすく、査定額を下げる可能性があります。
もしも現在の車でタバコを吸っていないのであれば、そのままの状態を維持することが大切です。
また、もしも臭いが染み付いてしまっている場合、クリーニングにお金をかけるよりも、そのまま売却する方が得である可能性があります。
しかし、日常的に消臭スプレーを使用したり、換気をするなど、臭いを残さないように心がけることがポイントです。
また、車のボディや車内の色褪せにも注意が必要です。
車を保管する場所によっては、色あせてしまう可能性があります。
塗装の劣化は、主に紫外線、酸性雨、鳥の糞、水垢などが原因となります。

自賠責は還付されるの?

自賠責保険の保険料は、車検の有効期限に合わせて一括で支払います。
しかし、車検を受けた直後に車を売却する場合、支払った自賠責保険の保険料はほぼ使われずに終わってしまいます。
これを避けるため、保険会社は保険料の一部を払い戻す制度を設けています。
つまり、自賠責保険の保険料は、保険の有効期間に応じて返金されるのです。
自賠責保険の保険料を返金してもらうためには、次の手続きが必要です。
まず、一時抹消登録証明書のコピーまたは登録事項等証明書を用意します。
次に、自賠責保険証の原本を準備します。
さらに、所有者の印鑑または認印も必要です。
さらに、返金金額が振り込まれる口座情報を提供する必要もあります。
全額ではありませんが、支払った保険料の一部が返金されるため、必ず手続きを行いましょう。
ほかにも、任意保険の手続きについても知っておきましょう。
任意保険は義務的に加入する必要はありませんが、自賠責保険ではカバーしきれない多くの補償を受けることができるため、多くの人が加入しています。
ただし、任意保険は自動的に解約されることはありませんので、車を売却する際には自分で解約手続きを行う必要があります。